●闇のあとの光 Post Tenebras Lux 「すごいものを見たと圧倒されてしまう映画」(毎日新聞)、「よく出来た面白い映画はたくさんある。だが消化できないほどの衝撃を与えてくれる作品は少ない。この映画は、その希少な例」(讀賣新聞)と、すでに各紙で話題になっている問題作が、遂に登場する。メキシコが生んだ鬼才カルロス・レイガダス監督の第四作にして、初の日本公開となる本作は、見る者の度肝を抜く正真正銘の必見作だ。 豊かな自然にかこまれた山荘で暮らすブルジョワの夫婦。幼い二人の子供と何不自由なく暮らしているかに見えるが、ある夜、赤く光る何ものかが家に現れたことをきっかけに、彼らの日常の歪みが露わになり始める。いつの間にか夫婦の心の隔たりは修復できないほど大きくなり、夫は心を病み、一家の使用人は主人に銃を向ける。美しい風景は、彼らの内面を表わすかのように、いつしか禍々しく変貌していく……。魔術的リアリズムに圧倒される、陶酔と驚愕の115分。 ●ハポン Jaon 生きることに疲れ、死に場所を求めてさ迷っていた男が、一人の老女と出会ったことで新たな生を獲得していくプロセスを、タブーを恐れぬ大胆な描写と鮮烈な映像美で描いた、レイガダス監督の長編第一作。見逃せない特別上映《8/14(木)20:20 一回限り》。134分。 |
2014 8/9(土) 〜8/15(金)
8/16(土) 〜8/22(金)
前売券 ※前売券販売は8/8(金)までです。 一 般 1400円 大学生 1400円 会 員 1200円 当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 中高予 1200円 シニア 1100円 会 員 1300円 学生・シニア会員 1000円 |
監督・脚本・プロデューサー カルロス・レイガダス
プロデューサー ハイメ・ロマンディア
撮影監督 アレクシス・サベ
編集 ナタリア・ロペス
音響 ジル・ローラン
美術 ノエミ・ゴンザレス
出演 アドルフォ・ヒメネス・カストロ、 ナタリア・アセベド、 ルートゥ・レイガダス、 エレアサル・レイガダス、 ウィレバルド・トーレス 他
2012年 115分