おばあちゃんが伝えたかったこと 〜カンボジア・トゥノル・ロ村の物語
●おばあちゃんが伝えたかったこと 〜カンボジア・トゥノル・ロ村の物語 I Want (U)to know 1970年代、カンボジア。当時のポル・ポト政権は共産主義化を強引に進めていく中で、200万人を超える人々の命を奪った。本作は、そんな過酷な時代を生き延びた農民たちが、痛ましい過去を自ら再現し、映画にしていく体験を追った、希有なドキュメンタリー。
 大虐殺の地キリング・フィールドに近いトゥノル・ロ村。スタッフとともにこの村を訪れたエラ・プリーセ監督は、当時を知る老人たちに取材を重ねていく。監督の狙いは、単なるドキュメンタリー映画の撮影ではない。かつて起きた虐殺を村人たちとともに再現し、次の世代へと伝える映画を作ることだ。そのためには、村人たちの協力が不可欠。果たして、彼らは、自分達のつらい過去と相対し、映画作りに参加してくれるのか……? 感動の57分。の最後のメッセージである本作品は、日本のブルース、ロックの存在証明として貴重な記録でもある。96分。






2014
8/30(土)
〜9/5(金)

14:00



当日券のみ
1000円均一

 
オフィシャルサイト

監督・脚本 エラ・プリーセ
監督 ヌ・ヴァ、トゥノル・ロ村の人々
脚本 ユデュィット・シュトラーサー、シャンティ・サトラー
撮影・編集 イェンス・イェスター
編集 マックス・ケニー
録音 ジェンルカ・スターツィ
製作 グレゴール・マトゥーシェク

2011年 57分