『叛乱者たち』ボリビア・ウカマウ集団革命映画祭〈全6作品・入替〉
●叛乱者たち Insurgentes ホルヘ・サンヒネス監督を中心としたボリビアの映画制作集団「ウカマウ」。本作は、約半世紀にわたり先鋭的な作品を発信し続けてきた彼らの最新作。18世紀末の植民地時代における先住民の叛乱から、21世紀初頭の先住民大統領の誕生までを辿りつつ、グローバリゼーションへの抵抗の意味を問う、ヴィヴィッドな歴史劇。83分。
●人民の勇気 El Coraje del Pueblo 1967年、チェ・ゲバラ指揮下の部隊との連帯を計画していたボリビアの鉱山労働者たちが政府軍に虐殺された。本作は、生き残った人々の証言を元にして虐殺事件の真相を描く。まさに“ウカマウ(アイマラ語で「真実はこうだ!」の意)”の本領が発揮された初期の秀作。93分。
●第一の敵 El Enemigo Principal 地主の圧制に苦しむ先住民の貧しい農民が、都市からやってきたゲリラと出会う……。ボリビアの民衆を鼓舞するシンプルで率直な語り口と豊かな詩情が、ウカマウの評価を決定づけた代表作。98分。
●ここから出ていけ! Fuera de Aqui! アンデスの先住民が暮らす村。その鉱山資源に多国籍企業が目をつける。ズタズタにされる村人たちの絆……。今も世界中で繰り返される富める者の横暴との闘いを、先駆的に描いた傑作。102分。
●地下の民 La Nacion Clandestina 都市で暮らす先住民セバスチャンは、かつて追放された村に帰る決意をする。現実と虚構、過去と現在を交錯させ、民俗的アイデンティティの喪失と再生を描いた、ウカマウの新境地を見せる作品。126分。
●鳥の歌 Para Recibir el Canto de los Pajaros 白人による異民族の征服と植民地化の歴史を映画化すべくアンデスの村を訪れた撮影隊。しかし先住民たちの協力が得られない。なぜ……? ジェラルディン・チャップリンを出演者に迎え、新しい共生のあり方を模索した102分。



11/15(土)14:00『叛乱者たち』上映後 トークショーあり!
 ゲスト 太田昌国さん(シネマテーク・インディアス)


2014
11/15 14:00 叛乱者…
16:00 第一の敵
11/16&17 14:00 鳥の歌
16:00 地下の民
11/18&19 14:00 人民の…
16:00 叛乱者…
11/20 14:00 叛乱者…
16:00 ここから…
11/21 14:00 第一の敵
16:00 叛乱者…

 

当日券
一 般 1500円
大学生 1400円
中高予 1200円
シニア 1100円
会 員 1200円
学生・シニア会員 1000円

  前売券
(3プログラム券のみ)
※当館窓口と一部プレイガイドのみ、11/14(金)まで限定発売
一般・大学生 3300円
会 員 3000円

オフィシャルサイト