●小さき声のカノン─選択する人々 『六ヶ所村ラプソディー』『ミツバチの羽音と地球の回転』など、原発や被爆の問題をテーマにドキュメンタリーを手がけてきた鎌仲ひとみ監督の待望の新作。家族とともに福島で暮らすことを選択した母親たちが、どのように子供を守っていくか、葛藤しながらも模索を続ける様子を描く。 福島県二本松市。歴史ある寺の住職夫妻は、家族が離ればなれになることを避けるため、福島で暮らし続けるという選択をした。それは、子供を放射能から守るための闘いが始まることを意味する。やがて彼らを支援し、ともに活動していくお母さんたちが少しずつ集まってくる。「私達は泣き虫のお母さん。それでも何かは出来る」と……。一方、チェルノブイリ原発事故から28年を経たベラルーシ。映画は、今も事故の影響下にあるこの地を訪ね、多くの子供たちを診察してきた小児科医らに話を聞く。長期にわたって低線量の汚染地域に暮らす子供たちに何が起きたか、母親たちはどう行動したかを追うことで、日本の、福島の未来のヒントが見つかるかもしれない。カメラは、原発事故後の状況を凝視し、前を向いて生きる人々に伴走し続ける。必見の119分。 |
2015 3/28(土) 〜4/3(金)
4/4(土) 〜4/10(金)
4/11(土) 〜4/24(金)
前売券 ※前売券販売は3/27(金)までです。 一 般 1500円 大学生 1500円 会 員 1200円 当日券 一 般 1700円 大学生 1500円 中高予 1200円 シニア 1100円 会 員 1300円 学生・シニア会員 1000円 |
監督 鎌仲ひとみ
プロデューサー 小泉修吉
音楽 Shing02
エンディングテーマ NUU
撮影 岩田まき子
録音 河崎宏一
編集 青木亮
助監督 宮島裕
宣伝 梶谷有里、村井卓実
上映担当 藤井裕子、五十嵐栄、茅野ゆり、小原美由紀
出演 佐々木るり、 佐々木道範、 佐藤晴美、 菅谷昭、 野呂美加、 亀山ののこ、 ヴァレンチナ・スモルニコワ、 ユーリ・デミッチク 他
2014年 119分