夜を走る

●夜を走る 郊外のスクラップ工場で営業を担当する秋本(『きみの鳥はうたえる』などで好演を重ねる足立智充)は、上司に疎まれて居心地悪い日々を暮らす。同僚の谷口(『教誨師』死刑囚役で毎日映画コンクール新人賞受賞の玉置玲央)は、対照的に要領よく世渡りをしてきた。そんなふたりの人生が突発的な出来事を契機に大きく変わっていく。
 死刑囚たちと対峙する聖職者を描いた大杉漣最後の主演作『教誨師』で高く評価された佐向大監督が、大杉漣初のプロデュース作となるはずだった渾身の一作を9年越しで映画化。緻密な設定を組み合わせ、心の闇と社会の闇を照らし出すシナリオの妙と、緩やかな移動撮影を基調とした巧みなカメラワークが、観る者と地続きの場所にある世界をドラマティックに映し出す。菜葉菜、高橋努、宇野祥平、玉井らん、坂巻有紗、松重豊も強烈な輝きを放つ。125分。
UD-Cast方式によるバリアフリー上映。



舞台挨拶開催決定!
7/9(土) 佐向大監督ご来館
特別ゲスト 樋口泰人さん(爆音映画祭プロデューサー/boid代表)



2022
7/2(土)
 〜 7/8(金)

14:20

7/9(土)
 〜 7/15(金)

19:00

 

前売券
※前売券販売は7/1(金)までです。
一 般 1400円
当日券
一 般 1700円
大学生 1400円
中高予 1000円
シニア 1200円
会 員 1300円
学生・シニア会員 1000円


※当館窓口で前売券お求めの方、ポストカードプレゼント中(数量限定)。