「イスラーム映画祭2020」

○今年もきました「イスラーム映画祭」。世界中からイスラーム文化を伝える厳選プログラム。過去に紹介された秀作(★印)も再度お届け、です。要注目!
●アル・リサーラ/ザ・メッセージ アラブ・バージョン Al-Risâlah イスラームの起源を描く歴史大作。かつて日本公開された英語版とは別のアラブ世界向けのバージョン。207分。
●ゲスト:アレッポ・トゥ・イスタンブール The Guest: Aleppo to Istanbul トルコを舞台に、シリア難民それぞれの人生や尊厳を問う89分。
●ガザ・サーフ・クラブ Gaza Surf Club 封鎖が続くガザの人々の現実を、サーフィンを通じて描いたドキュメンタリー。87分。
★アブ、アダムの息子 Adaminte Makan Abu 農村に暮らし、巡礼のため、つましく資金を蓄えるインドの老夫婦の物語。101分。
●ラグレットの夏 Un été à La Goulette 66年、チュニジアの海辺の町で、宗教も出自も違う3つの家族のひと夏を軽妙洒脱に描く。93分。
●イクロ2 わたしの宇宙(そら) Iqro My Universe イスラームと科学を主題に、宇宙飛行士を夢見る少女を巡るインドネシア映画。101分。
★わたしはヌジューム、10歳で離婚した Ana Nojoom bent alasherah wamotalagah イエメンに今も残る児童婚に抵抗する少女の物語。99分。
★花嫁と角砂糖 Yek Habbeh Qand 婚約者不在のままに進む大家族の婚約式から見えてくる悲喜こもごも。イランの風習を感じとれる114分。
●銃か、落書きか Rifles or Graffiti モロッコ占領下の西サハラ。命懸けの抵抗運動を続ける焦燥と葛藤を描くドキュメント。52分。
●ハラール・ラブ (アンド・セックス) Halal Love (and Sex) 愛や夫婦間の悩みへの、イスラーム法に基づく対処を、ユーモア交じりに描いたレバノン映画。91分。
★私たちはどこに行くの? Et maintenant on va où? 『存在のない子供たち』のN・ラバキー監督作品。レバノン内戦の歴史を背景に、女性たちの寓話的な悲喜劇。102分。
●ベイルート─ブエノス・アイレス─ベイルート Beirut Buenos Aires Beirut 移民の末裔の女性が、曾祖父の人生を追い、ブエノスアイレスからレバノンへ旅をするドキュメンタリー。84分。
★神に誓って Khuda Kay Liye 音楽家の兄弟の軋轢を通して、9.11以降のイスラーム社会が抱える葛藤をパワフルに描いたパキスタンの社会派ドラマ。168分。








2020
4/25(土)

アリ・リサーラ 11:30

※藤本高之さんトークあり

→ 上映延期

4/26(日)

アレッポ… 11:30
ガザ… 13:20

※『ガザ…』終了後、岡真理さんトークあり

→ 上映延期

4/27(月)

アブ… 11:30
ラグレット… 13:30

→ 上映延期

4/28(火)

イクロ2… 11:30
ヌジューム… 13:30

→ 上映延期

4/29(水)

花嫁と… 11:30
銃か… 13:40

※『銃か…』終了後、岩崎有一さんトークあり

→ 上映延期

4/30(木)

ハラール… 11:30
私たちは… 13:20

→ 上映延期

5/1(金)

ベイルート… 11:30
神に誓って 13:10

→ 上映延期

 

当日券
一 般 1500円
大学生 1300円
中高予 900円
シニア 1100円
会 員 1300円
学生・シニア会員 1000円

※同日に2作品ご覧になる一般・大学生の方は2作品目を200円割引きます。