東京クルド

●東京クルド 小学生の頃に家族とともに日本にわたってきたクルド人、オザンとラマザン。すでに青年へと成長したふたりは、クルドの文化を持ちつつも、日本語をを話し、日本社会で育ってきた。難民申請の手続きを繰り返しても認められず、立場は非正規滞在者で、住民票もなく、自由に移動することもできない。定期的に入管(入国管理局)に出向き、状況の説明をすることを強いられ、そこでは、心ない言葉を浴びせられ、理不尽な対応をされるばかりだ。働いて稼がなければ暮らしていけないが、基本的には労働は禁じられている。親族の中には入管に長期間収容されて体調を崩しているものものいるし、彼ら自身もいつ収容されるかわからない。5年間の取材で日向史有監督が映し出すのは、彼らの希望と未来を阻む、難民認定率が1%にも満たない日本社会の実像に他ならない。103分。



8/7(土) 日向史有監督ご来館(予定)



2021
7/31(土)
 〜 8/6(金)

12:00

8/7(土)
 〜 8/13(金)

10:00

8/14(土)
 〜 8/20(金)

14:40

 

前売券
※前売券販売は7/30(金)までです。
一 般 1500円
当日券
一 般 1700円
大学生 1400円
中高予 1000円
シニア 1200円
会 員 1300円
学生・シニア会員 1000円