『まちの本屋』 アンコール
●まちの本屋 ネット通販や読書離れにより右肩下がりで減り続ける全国の書店。そんななかで「小さい店だから出来ることがある」と語った、本作の舞台となった尼崎市立花駅前商店街の街角にたたずむ小林書店の店主・由美子さん。「経済学であり、ラブストーリー」と某出版社社員から評されたこのドキュメンタリーは、厳しさを増す日本の経済の一隅で放置されている市街地の斜陽にも愛の一矢で報いる必見の傑作だ。
街の書店の存続のためのいっけん古風ながら細部に緻密な仕事ぶり。読む人に寄り添ってきた過去をゆっくりと確実に更新し続ける新しい試み。書店という仕事の胸躍る面白さと厳しさとを同時にとらえ、静と動の対照が抜群な由美子さんとパートナー昌弘さんの存在感も本作を輝かせている。107分。
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2021
9/4(土)
〜 9/10(金)
当日券のみ
一 般 1500円
大学生 1300円
中高予 900円
シニア 1100円
会 員 1300円
学生・シニア会員 1000円
9/4(土)
〜 9/10(金)
14:15 |
当日券のみ
一 般 1500円
大学生 1300円
中高予 900円
シニア 1100円
会 員 1300円
学生・シニア会員 1000円