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2019年7月12日

 世界で最も有名な図書館のひとつ、ニューヨーク公共図書館。その活動のありようをとらえたドキュメンタリー映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』、第2週めです。膨大な蔵書の貸し出しだけでなく、児童向けの企画の拡充、講演会や音楽会の開催、通信環境の整備などの市民生活のサポートなど、多岐にわたるニューヨーク公共図書館の仕事を、巨大な威容を誇る本館だけでなく、90にも及ぶ分館の地域に根差した活動なども含めてカメラに収めています。巨匠フレデリック・ワイズマン作品らしく、説明調の描写はなく、淡々と事柄が写し出されている様子になりますが、そこから垣間見られるアメリカ社会の実像は、深く印象に残ります。8月にアンコール上映を予定していますが、7月19日(金)でいったん上映はひと区切りになります。週末を中心にさらに混雑が予想されますので、お早めの受付をオススメします。

 太平洋戦中の従軍慰安婦問題に一石を投じるドキュメンタリー作品『主戦場』、5月公開での大ヒット受けてのアンコール上映、第2週めです。日系アメリカ人のミキ・デザキ監督が、膨大なインタビューと調査の集積をまとめた、視点の明確な構成の見応えある作品です。名古屋のみならず各地で大ヒット、大きな話題になっています。今後も混雑が予想されます。こちらもなるべくお早めの受付をオススメします。

 韓国の古都慶州を舞台にした、静かで美しく、ささやかな恋慕の情を描く『慶州(キョンジュ) ヒョンとユニ』は、最終週です。先輩の急死の報をうけて北京から故国に戻った大学教授ヒョン(パク・ヘイル)と茶店の主ユニ(シン・ミナ)のふたりの気持ちの行き交いを軸に、まるでフランス映画のように紡がれる物語は奥ゆかしく、同時に強い情熱が、その静けさを支えています。どこかでホン・サンス的な気配も漂っているようにも感じます。

 レイトショーは、『Tribe Called Discord:Documentary of GEZAN』。唯一無二のインディペンデントな活動を続けるパンクバンドGEZANを追ったドキュメンタリー映画です。独自のやり方で資金を集めて敢行したアメリカツアーとレコーディングの旅の中での出会いと驚き。バンドメンバーの率直な表情に懸命についていくカメラとともに、豊かな旅に同行したような感慨をもたらす、今まさに観るべきロードムービーです。7月15日(月・祝)上映後、プロデューサーのカンパニー松尾さん、 7月19日(金)上映後、神谷亮佑監督のご来館、決定しました。舞台挨拶をしていただきます!

 舞台挨拶のご案内を。7月20日(土)上映開始の『彼らの原発』公開初日に川口勉監督の舞台挨拶も決定しました。ご期待ください!




 2019年度の鑑賞会員、昨年に引き続き、多くのお客様に手続きをしていただいています。ありがとうございます。2018年度の会員証の有効期限は3月31日で切れております。5月末日までの継続有効期間も過ぎましたので、手続きをまだお済みでない方、ご注意ください。新規のご入会も、もちろん、いつでも承ります。また、2010年度から新設しました学生会員料金、今年も継続です。大学生・大学院生・専門学校生・予備校生・高校生・中学生の皆さんは、ご入会いただくと、当日料金が1000円になるサービスです(一部作品は除きます)。また、60歳以上の皆様にも、同じく当日料金1000円でご入場いただけるシニア会員のサービスがございます。ご協力店での会員特典も少し増えました。ぜひご利用ください。詳細はこちらです。

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