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名古屋シネマテーク公式サイトにようこそ!

2021年5月10日

【企画のご案内】今週末5月15日(土)から公開の『カリプソ・ローズ』初日に「初日特別企画!主人公カリプソ・ローズ出身国でドラム缶から生まれたとても綺麗な音色を奏でる楽器"スティールパン"の簡単な紹介」が上映前にございます。お楽しみに!

2021年5月7日

5月12日(水)から5月31日(月)まで、愛知県も緊急事態宣言が発出されます。名古屋シネマテークでは上映スケジュールの変更などは特にありませんが、これまで通りに感染症対策として、消毒・除菌・換気などの徹底を行っています。また、入館時のマスクの着用・検温などのご協力を、くれぐれもよろしくお願いいたします。場合によっては、客席の人数制限をするなどの何らかの対応をすることも考えられます。ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。


 ベトナムから技能実習生として来日した女性たちの苦悩の日々を、丁寧な取材をもとにドラマ化した『海辺の彼女たち』、明日から公開です。前作『僕の帰る場所』では日本の冷徹な移民政策をモチーフにミャンマー難民の家族の物語を描いた藤元明緒監督の長編第二作は、リアルな設定と描写の中に、対象への真摯な優しさが滲む傑作です。公開2日目の5月9日(日)に藤元明緒監督の舞台挨拶、オンラインでの開催に変更となります。

 70年安保闘争の中で大きな分岐点になった、第一次羽田闘争。その渦中で失われたひとりの青年、山崎博昭さんの命。事件のあった1967年10月8日からの歳月を、彼の家族や友人たちが現在までどのように生きてきたのかを描くのが『きみが死んだあとで』。当事者の個人的な経験から、同時代の空気感が照射されるドキュメンタリー作品です。1968年10月から1970年6月までに各地で起きた学生運動・社会運動の現場の空気を感じ取れるドキュメンタリーで、宮島義勇監督が60年代末の時代そのものを活写した稀有な大作『怒りをうたえ』の特別上映、『三里塚に生きる』『三里塚のイカロス』に引き続いて、代島監督が現在から60年代末を投射する三部作最終章を、この機会にぜひご覧ください。

 1980年台中頃に『プラトーン』など大量に製作されたベトナム戦争をテーマにした作品のひとつ『ハンバーガー・ヒル』、明日から堂々のリバイバルです。いつ終わるともわからない戦場の虚無感と、ボロ切れのように疲弊していく徒労感が横溢する描写は、数多の戦争映画の中でも異質な存在感を放ち、アメリカ社会に大きな影を落としたベトナム戦争の局面のひとつが描かれた作品です。先着プレゼントとして、別デザインのチラシ(数量、かなり少なめです!)と裏面にびっしりと解説が書かれたA3サイズのミニポスター(こちらは、やや数量あります!)をご用意しています。お早めに!

 夕方からは、1974年にSF仕立てで作られた怪作『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』、アンコール上映です。アバンギャルド・フリー・ジャズの巨人サン・ラー。土星からやってきた<大宇宙議会・銀河間領域の大使>(!)サン・ラーの迫力には圧倒されます。BLACK LIVES MATTERを先取りするような、黒人文化の発露は今こそ見られるべき逸品と言えると思います。

レイトショーは、デヴィッド・クローネンバーグの初期作を日替わり上映するデヴィッド・クローネンバーグ 戦慄の2作品『スキャナーズ』『ザ・ブルード 怒りのメタファー』。『ビデオドローム』『デッドゾーン』などとともに、SF的要素と精神世界とをシームレスに接続するクローネンバーグの作品世界の有り様は、1980年前後に大友克洋が体現していた新しさとも通じるものがありました。40年余りの歳月が流れ、2021年にクローネンバーグの初期作をどのように観ていただけるのか、興味はつきません。

舞台挨拶のご案内を。5月22日(土)からの『なんのちゃんの第二次世界大戦』公開初日に河合健監督のご来館は予定通り。舞台挨拶、お楽しみに!


シネマショップの中に「小さな映画館から」(平野勇治 著)のご案内ページを開設しました。


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