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 2017年7月21日

 コスチュームで顔を隠し、デビュー以来30年以上も【謎のバンド】として活動してきたザ・レジデンツ。その音楽性とアーティスティックなコンセプトを辿るドキュメンタリー『めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービー』は明日から。目玉のカブリもののビジュアが先行させるキワモノのイメージを突き破る快作です。初日先着30名様に原題版ステッカーをプレゼント!

 『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』に続く、遠藤ミチロウ監督(今回は小沢和史共同監督)主演の音楽股旅シリーズ、『SHIDAMYOJIN』も明日から公開です。ザ・スターリンのフロントマンとして、パンク第一世代を突っ走った遠藤ミチロウの現在進行形な日常を追います。前作に引き続き、被災地でのライヴから始まり、盆踊りへのチャレンジ、そして、沖縄の高江や、豊田橋の下音楽祭のシーンなど、演奏と旅が渾然一体となったような作品です。公開2日目の7月23日(日)に遠藤ミチロウさん(当日限定販売のTシャツと手ぬぐいあり!)、7月27日(木)にはプロデューサーの藤田功一さんに御登壇いただきます。舞台挨拶、お楽しみに。

 耳の聴こえない両親の姿を、初監督作品として娘がドキュメンタリー映画『きらめく拍手の音』は2週め。ハンディキャップを抱える家族が支え合って生きている姿を、丁寧に捉えた韓国のドキュメンタリー作品で、彼らの日常の豊かさに深い感銘をうけずにはいられません。

 映画の都ハリウッドを形作る数多の職業は、映画監督や俳優、そしてカメラマンやSFXアーティストといった、ごく一部を除いて、ほとんど脚光を浴びることはありません。最終週になる『ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー』は、人知れず傑作を支えてきた夫婦の足跡を追います。夫ハロルドは絵コンテ作家。『鳥』や『卒業』といった有名作品の撮影イメージを大きく膨らませた職人です。妻リリアンはフランシス・コッポラらが頼りにした名リサーチャー。シナリオ上の不明な箇所を膨大なライブラリーから調べ上げる達人。そんなふたりの人生の記録は、そのままハリウッドの歴史の一部分であることは間違いありません。

 スペイン、バレンシア地方を舞台にした感動作『オリーブの樹は呼んでいる』も最終週。養鶏場も営む、オリーブ農家。樹齢2千年のオリーブの樹は、一家の心の支えだったが、不況に喘ぐ社会を映すように経営難に陥ったために手放すことに。その日から言葉を失った祖父を勇気づけるために、無謀な計画に挑む孫娘のチャレンジを描きます。脚本はケン・ローチ監督作品を支えるポール・ラヴァーティが担当。監督は、幼少時にヴィクトル・エリセ監督の『エル・スール』で主演したイシアル・ボジャイン!

 昨年、ノーベル文学賞を受賞し、あらためて脚光を浴びたボブ・ディラン。反戦フォークの旗手も既に70歳。今もなお精力的な音楽活動を続けています。そんなディランが1965年に行ったイギリスツアーの模様を収めたのが『ドント・ルック・バック』。幾度も繰り返し上映されている、音楽ドキュメンタリーの先駆的な作品です。演奏シーンもさることながら、楽屋やホテルの一室、あるいはタクシーのなかでの、ディランの素顔を垣間見ることもできる一篇です。そこに映り込む時代の気配もまた貴重な記録と言えるでしょう。

 舞台挨拶のご案内を。『夏の娘たち〜ひめごと〜』初日の7月29日(土)、堀禎一監督の御来館はかなわなくなってしまいましたが、主演の西山真来さんの舞台挨拶、あらためて決定をいたしました。期せずして堀監督の追悼上映となったこの企画、遺作『夏の娘たち〜ひめごと〜』を西山さんに語っていただきたく思います。

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