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 2017年12月8日

 2017年最後の監督特集は「ジャン=ピエール・メルヴィル監督特集」。ストイックな犯罪映画の一大ジャンルであるフィルム・ノワールの巨匠J=P・メルヴィル監督の7作品をお届けします。『いぬ』や『影の軍隊』、そして『仁義』といった、そのものズバリなアクション作品から、『海の沈黙』や『モラン神父』といった異なる雰囲気を持つ作品まで、切れ味鋭いメルヴィルの魔法をお楽しみください。

 パリの古書店を舞台に、年齢の離れた男と女(『昼顔』のジャン・ソレルとイザベル・ユペールの実娘ロリータ・シャマ)がゆっくりと互いを理解していく『静かなふたり』も明日から公開。徐々に明らかになるミステリアスな展開も意外なサスペンス風味がありますが、監督のエリーズ・ジラールはジム・ジャームッシュ作品と比せられるようなオフビートな可笑しみをにじませ、レナード・ベルタの美しい撮影がパリの風景を優しく彩ります。

 ソ連末期にレニングラードの撮影所が生み出した世紀の傑作『動くな、死ね、甦れ!』は久々の再上映。第二次大戦後、日本人捕虜収容所のある町での出来事を、ヴィターリ・カネフスキー監督が自伝的要素を交えつつ、瑞々しい映像で綴ります。不良少年と彼に優しく接する少女の、厳しくも儚い毎日は、観るものの胸に突き刺さるアクチュアリティがあります。

 東京浅草の老舗パン屋ペリカン。その魅力を探るドキュメンタリー映画『74歳のペリカンはパンを売る。』、最終週です。ロールパンと食パンの2種類のパンを売るだけのシンプルなベーカリーが、今に至るまで人気店であり続け、その変わらないシンプルさのために、どれだけの努力が重ねられているかが、ジックリと語られます。

12月21日からの「自主フェス」、12/21&23 Cプログラム酒井健宏監督、12/22 Dプログラム小田香監督、Aプログラム 越川道夫監督の御来館決まりました。上映に合わせてのトークイベントしていただく予定です! また、夜の部「何でも持って来い!」のスケジュールが確定しました。応募本数19本。8ミリ作品もあり。ラインナップはこちらでご覧いただけます。もう一点、ちょっと、気が早い情報ですが、12月23日からのアキ・カウリスマキ最新作『希望のかなた』の35ミリフィルム上映の日程が決定しました。新年1月6日から12日の1週間です(上映時間は12:45&20:00)。デジタルよりもフィルムで、という皆様は新年のご鑑賞を!

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