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2017年1月13日

 青山真治&仙頭武則という強力なプロデューサーがバックアップした異色の長編ドラマ『はるねこ』、明日から公開です。多摩美大在学中から注目される才能だった甫木元空監督の長編デビュー作は、この世とあの世の境い目を行き来する物語をスタイリッシュに映像化しています。監督自身が音楽も担当し、不思議な味わいのライヴシーンも満載。監督と同世代の主演山本圭祐と、りりィ、高橋洋、川瀬陽太、田中泯ほか、豪華共演陣も。そして、すでにお伝えしている通り、舞台挨拶決定です! 甫木元空監督・仙頭武則プロデューサー・山本圭祐さん(主演)が、初日1/14(土)と1/21(土)にご来館されることになりました。お楽しみに!

 朝一番の上映は『高江 ー森が泣いている2ー』。沖縄の現実を切り取り続ける、藤本幸久&影山あさ子共同監督最新作は、ヘリパッド工事が強行されつつある高江の森を多面的に捉える。反対する人々が集うゲート前の様子。そして、多様な生態系が脅かされるヤンバルの森の様子。初日1/14(土)と1/15(日)には藤本幸久監督が登壇され、舞台挨拶をしていただきます。映画の状況のその後も語っていただけると思います。

 『平成ジレンマ』以来、スマッシュヒット連発中の東海テレビ制作のドキュメンタリー作品。昨年の『ヤクザと憲法」に引き続いて新年を飾るのは『人生フルーツ』。春日井の高蔵寺ニュータウンを舞台にしたココロあたたまるヒューマン・ドキュメンタリーです。元々のニュータウンの基本設計に着手しつつ、思い通りのプランが実現できなかった建築家津端修一さんが、その後の人生で紡ぎ上げた里山の物語。自宅の敷地で畑を開き、果樹を植え、穏やかでありながらエネルギッシュな津端夫婦の日々は、半自給自足で非常に魅力的に見えます。公開初日から、連日、非常に多くのお客様がご来場され大変混み合っていまして、回によってはお入りいただけない場合も出ております。お早めの受付をオススメします。

 「ユーリー・ノルシュテイン監督特集」、名古屋シネマテークの2017年はロシアの至宝から始まりました。『話の話』『霧の中のハリネズミ』など、キャラクターの愛らしさは言わずもがなで、しかもアニメーションの魔法とも呼べそうな、濃淡の美しい水墨画を思わせるような画面が緩やかに動く描写は、高度な美意識と技術が揃ってこそ実現した奇跡としか説明しようがない美しさです。世界中にファンを持ち、多くのアニメーション作家が影響を受け続けているノルシュテインの世界、この機会にご堪能ください。また、リピータープレゼントとして、特製カレンダーを先着10名様に差し上げます。なくなり次第終了の限定品ですが、まだ少しだけ残っています!

 日本の植民地時代に多くの日本人が台湾に入植しました。新たに家族をなし、集落を形成した年月は、「台湾で生まれた日本人」の世代を生み出しました。ドキュメンタリー映画『湾生回家』は、彼らの戦後を辿ります。日本に引き上げた者、台湾に残った者、それぞれに長い人生があります。その後の人生を日本で過ごした者は台湾での生活を思い起こし、台湾に残った者は未だ見ぬ故国を思い続けた時間でした。この作品は、その長い時間を見つめます。

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