劇場タイトルロゴ

名古屋シネマテーク公式サイトにようこそ!

2020年11月27日

当館では感染症対策として、消毒・除菌・換気などの徹底を行っています。また、入館時のマスクの着用・検温などのご協力を、くれぐれもよろしくお願いいたします。9月20日からは客席の人数制限は原則的にしませんが、舞台挨拶などのイベントの場合は、何らかの対応をすることも考えられます。ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。


 北海道の阿寒湖畔にあるアイヌの集落に住む中学生の少年を主人公に、独自の文化を残してきたアイヌの人々の現在を描く『アイヌモシㇼ』、明日からです。高校入学を機に生まれ育った土地を離れて、伝統文化から距離をおこうとする少年は、イヨマンテ(熊送り)の祭りの準備をするうちに、少しずつ自分と家族や集落の人々との距離を計り直していきます。アイヌの人々が自らを演じることで、ドラマでありながら細部に豊かなリアリティが宿り、ファンタジックな物語が紡がれます。

 伝説の街娼の足跡を追った『ヨコハマメリー』に引き続いて、港ヨコハマの映画、続きます。横浜長者町にあるライヴハウスを舞台にしたドキュメンタリー『FRIDAY』も明日から。40年に渡り、街の人々に愛されながら、街のミュージシャンの演奏を響かせてきたFRIDAY。無名時代から月イチライヴを続けるクレイジーケンバンドをはじめ、演奏シーンも充実。御歳80歳になるマスター磯原順一さんのキャラクターもパンチあり!

 世界の終わりは予想もしないカタチで訪れる。明日から上映の『それぞれ、たまゆら』、まさに、前触れもなくやってきた世界の終わりを描いた作品です。理由もなく眠りについていく人々の姿を静謐に描くのは、MONOを率いて、京都を中心に演劇活動を続けている土田英生監督。その活動は舞台にとどまらず、映画『約三十の嘘』やテレビドラマ「崖っぷちホテル!」の脚本執筆や、俳優としてテレビドラマ「半沢直樹」に出演するなど、実に多彩です。『それぞれ、たまゆら』も元は自身の短編小説を映画化したものです。明日の初日11月28日(土)に土田英生監督の舞台挨拶もあり。

 一夜の情事の映像をネットに拡散された女性が、徐々に孤立していく悲劇を、モノクローム映像で描く『VIDEOPHOBIA』も明日から。大阪のコリアンタウンを舞台に、現実と悪夢が錯綜する2020年のリアルを映像に収めたのは、『大和(カリフォルニア)』の宮崎大祐監督。廣田朋菜の秀逸な演技を引き出し、忍成修吾やサヘル・ローズの怪演を作品のエネルギーに手際良く転換しています。公開二日目の11月29日(日)に宮崎大祐監督の舞台挨拶もあります。

 瀬戸内海に浮かぶ山口県の離島、周防大島。この島で実家の診療所を引き継ぎ、高齢医療への対応とと複合型介護施設を運営する医師、岡原仁志さんのユニークな姿を記録した『結びの島』は第2週目。独特の距離間で患者と接する岡原医師の姿を、『いのちがいちばん輝く日』『四万十 いのちの仕舞い」で高齢者医療の最前線を取材してきた溝渕雅幸監督が静かに見つめます。すでにお伝えしている通り、明日11月28日(土)&明後日29(日)も溝渕監督舞台挨拶、追加決定しています。いずれも上映後にご登壇いただく予定です。

 1979年、イギリスマージーサイド州の若者群像を描く『AWAYDAYS』も第2週目。川の対岸にリバプールを臨む街で燻る青年カーティは、喧嘩に明け暮れるフーリガングループに接近、サッカーの応援そっちのけのアウェイ遠征では流血上等な毎日。同じグループで親しくなったエルヴィスは音楽好きで趣味も合う間柄に。スニーカーカルチャーの先端を(文字通り)走る彼らの日々は、暴力衝動と繊細な魂が混在して、何かもが不安定。ポストパンクとニューウェイヴが溢れ出した時代とも重なり、サウンドトラックは、ウルトラヴォックスやジョイ・ディヴィジョンに彩られています。見どころ、聴きどころ満点の105分です。

舞台挨拶とトークのご案内を。12月5日(土)からの『タネは誰のもの』は、初日12月5日(土)に(公社)全国愛農会会長の村上真平さん、12月6日(日)に山田正彦プロデューサーのトークを、同じく12月5日(土)からの『空に聞く』初日に小森はるか監督の舞台挨拶を、さらに、同じく12月5日(土)からの『私たちの青春、台湾』公開二日目12月6日(日)に三重大学特任講師の劉靈均さん(劉さんはひまわり革命立法院占拠の際に、メディア対応を支援された経験あり)のトークを予定しています。

サイト内検索 11月のスケジュール
 クリックすると拡大します。
12月のスケジュール
 クリックすると拡大します。