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2021年1月22日

当館では感染症対策として、消毒・除菌・換気などの徹底を行っています。また、入館時のマスクの着用・検温などのご協力を、くれぐれもよろしくお願いいたします。場合によっては、客席の人数制限をするなどの何らかの対応をすることも考えられます。ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

 ベトナム戦争終盤の1972年に、神奈川県で起きた市民運動を振り返る『戦車闘争』は明日から。米軍の戦車・装甲車を修理して戦地に送り返していた相模原市の相模総合補給廠から搬出・輸送される戦車を、市民の座り込みによって三ヶ月あまり ストップさせた大きな事件です。当時の関係者を多面的にインタビューし、事態の位置づけをしなおそうと構想されたドキュメンタリー作品の取材は多岐に渡り、ある意味で構成もドラマティック。見応え充分な104分です。

 混迷を極める香港の現在。長く自由な気風を持ってきた香港市民の生活は大きく変動しています。一年と少し前、2019年10月、激化する市民のデモ活動とたまたま滞在中に出くわした堀井威久磨監督が撮影し始めた映像は、28分の濃密なドキュメンタリー『香港画』に結実しました。かつての香港の街、そして、圧制が進んだ2021年の近況との間に挟まる激動の瞬間をご覧いただきたく思います。公開2日目の1月24日(日)に堀井威久磨監督と前田穂高プロデューサーのご来館、急遽決定です。舞台挨拶をしていただきます。

 長く分断された状態が続く朝鮮半島。そのふたつの国家に引き裂かれた経緯と現在の状況を俯瞰するドキュメンタリー『分断の歴史』も明日から。現地での取材経験を持つフランス人ジャーナリスト、ピエール・オリヴィエ・フランソワが監督しています。2018年に行われた南北首脳による歴史的な会談など、歴史の転換点を記録しつつ、今後の展望を見渡そうとする野心作。次週1月30日(土)からの『わたしは金正男を殺していない』も合わせてご覧いただきたい作品です。

 音楽と映画のコラボレーション企画として定着してきた感もある〈MOOSIC LAB〉のひとつとして作り出され、2019年に見事グランプリに輝いた『眠る虫』、明日からです。PFFアワード2019で入選作『散歩する植物』が注目を集めた金子由里奈監督の長編デビュー作。バンドの練習に向かう途中のバスの中で耳に届いた微かな鼻歌。その歌に導かれるように物語が進みます。

 亡くなってから既に35年ほのどの歳月が流れた、映像詩人アンドレイ・タルコフスキー。水や風といった自然のありようを、あたかも演出するかの如く映像に抽象化し、体制下のソ連への批判を暗喩に滲ませた巨匠の特集「ソビエト時代のタルコフスキー+1」も明日から。『僕の村は戦場だった』『ローラーとバイオリン』『アンドレイ・ルブリョフ』『惑星ソラリス』『ストーカー』に加えて、イタリアから故国への慕情の限りを込めた『ノスタルジア』をまとめてお届けします。美と幻想の世界をご堪能ください。


シネマショップの中に「小さな映画館から」(平野勇治 著)のご案内ページを開設しました。


直前で申し訳ありませんが、1月30日からのスケジュールを一部変更させていただきます。

予定していた作品のうち、『天使/L'ANGE』公開延期(時期未定)、「連続講座:現代アートハウス入門」(トークイベントは録画されたものを上映)2月6日(土)16:30からの日程に変更になります。

1月30日(土)〜2月5日(金)の上映スケジュールは以下の通りになります。
10:00『わたしは金正男を殺していない』
12:00『分断の歴史』
14:30『香港画』
15:20『戦車闘争』
17:20『香港画』
18:00『羅小黒戦記 日本語字幕版』

※『天使』の前売券を既にお求めの方、延期した日程でももちろんお使いいただけますが、払い戻しをご希望の場合は名古屋シネマテークまでご一報ください。

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