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2019年6月14日

 世界中のファンが新作を待ち望む、ロシアのアニメーション作家ユーリー・ノルシュテイン。30年以上もの間、製作が続けられながら、未だに完成を観ない『外套』をめぐるドキュメンタリー『ユーリー・ノルシュテイン 《外套》をつくる』、明日から公開です。すでに撮影済みのパートを織り交ぜながら、ノルシュテインの近況も見ることができる、ファン垂涎のサック品です。初日には才谷遼監督のご来館決定しました。舞台挨拶では、撮影秘話を伺うことができそうです。

 他のどんな監督もつくることができていないような、異色の恋愛映画を撮りつづけるフィリップ・ガレル監督。80年代末から90年代初頭にかけての中期の傑作『救いの接吻』『ギターはもう聞こえない』、明日から連続上映です。ガレル自身が恋人ニコを失ってからの悲しみに沈みながらも、映画を撮らずにはいられないようなキリキリとした感情の行き交いが、類い稀な緊張感を生み出しています。初日プレゼントととして、『救いの接吻』はオリジナル栞、『ギターはもう聞こえない』はクリアファイルが決まりました。いずれも先着限定数です!

 新しい家族のあり方を模索する様々なチャレンジのうちのひとつ「沈没家族」。その不思議で魅力的なグループの中で1990年代半ばに共同保育で育てられた当事者が、自分の来た道をふりかえる異色のセルフ・ドキュメンタリー『沈没家族 劇場版』、第2週めです。90年代には多くのメディアでも取り上げられた活動から歳月が経ち、関係者を尋ね歩く監督自身の軽い足取りが、当時の空気感を感じさせもし、同時に、作品に不思議なリズムを醸し出しています。

 異色のSF『ラ・ジュテ』などで知られる、フランスの映像作家クリス・マルケル。フィクションとドキュメンタリーの間を縦横無尽に行き来した作品をまとめた特集上映「クリス・マルケル 永遠の記憶」も第2週めにして最終週。『北京の日曜日』『イヴ・モンタン ある長距離歌手の孤独』『A.K. ドキュメント黒澤明』『不思議なクミコ』『シベリアからの手紙』『ある闘いの記述』『サン・ソレイユ』『レベル5』 の8作品を5プログラムに分けてお届けします。この機会に是非!

 『Playback』『きみの鳥は聞こえる』の三宅唱監督最新作『ワイルドツアー』は最終週。アーティストとの数々のコラボレーションを展開する山口文化情報センター(YCAM)で製作されています。元々YCAMで行われていた採取した植物のDNAを解析して作る植物図鑑のワークショップ活動をベースに、映画に興味をもつ中高生に参加してもらってストーリーの枠組みを構成しながら、三宅監督を中心に作り上げた手作り感あふれる、瑞々しい新時代の映画です。

 舞台挨拶のご案内を。6月22日(土)上映開始の『トゥレップ 〜「海獣の子供」を探して〜』、公開2日め、6月23日(日)に山岡信貴監督の舞台挨拶が決定しました。山岡監督のご来館は昨年公開の監督作品『縄文にハマる人々』から10ヶ月ぶりくらいです。まったく異なる成り立ちのドキュメンタリー作品について、語っていただきます!


 2019年度の鑑賞会員、昨年に引き続き、多くのお客様に手続きをしていただいています。ありがとうございます。2018年度の会員証の有効期限は3月31日で切れております。5月末日までの継続有効期間も過ぎましたので、手続きをまだお済みでない方、ご注意ください。新規のご入会も、もちろん、いつでも承ります。また、2010年度から新設しました学生会員料金、今年も継続です。大学生・大学院生・専門学校生・予備校生・高校生・中学生の皆さんは、ご入会いただくと、当日料金が1000円になるサービスです(一部作品は除きます)。また、60歳以上の皆様にも、同じく当日料金1000円でご入場いただけるシニア会員のサービスがございます。ご協力店での会員特典も少し増えました。ぜひご利用ください。詳細はこちらです。

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