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2016年4月29日

 不安と願望の間、現実と幻想の間、そして、映画とアートの間をたゆたうアピチャッポン・ウィーラセタクン監督。タイの風土から世界へのと直結する才能があふれる三作品を特集上映します。緑豊かな地方の病院と近代的な都市の病院を舞台に二部構成でおくる『世紀の光』、原因不明の眠り病にかかった兵士たちと、その土地の王の伝説とを往還する最新作『光りの墓』、そして死期を予感する男と死別した妻の亡霊との交歓を描く儚くも美しい『ブンミおじさんの森』、いずれもアピチャッポン監督らしさを感じられる逸品です。

 モーニングショーは、初公開時にはグルメ映画として一世を風靡した『バベットの晩餐会』のリバイバル公開です。デンマークの寒村を舞台に、清貧に生きる老姉妹と、ふたりを支えるメイドのバベットの日々。時に青春時代が振り返られたりもしつつ、心のこもった料理の数々が集落の人々の心を再び繋ぎ止める素敵な晩餐まで、豊かな小説世界を時間をかけて読み進めるような体験をお約束できる一編です。

 レイトショーは、伝説的なロック・ドキュメンタリー「ザ・デクライン三部作」! 80年代初頭のLAパンク最前線を同時代的に捉えた『ザ・デクライン』、その後のLAメタルの興隆を描く『ザ・メタルイヤーズ』、そして、世紀末のLAでホームレス化していたパンクスたちとともにあろうとする『ザ・デクラインⅢ』。ミュージシャンからもファンからも近くあろうとするペネロープ・スフィリーズ監督の映画作家としての在り方が、いずれの作品にもよく表れていると思います。パンフレットとポスター(3種類あり!)をセットでお求めの方には特製ステッカー(非売品)のプレゼントもあり!

 舞台挨拶のご案内を。5月7日公開の『風の波紋』公開初日に、小林茂監督がご来館されます。11時の回に舞台挨拶をしていただく予定です。お楽しみに。


 2016年度の鑑賞会員募集を開始しています。2015年度の会員証の有効期限は、3月31日までとなっておりますので、ご注意ください。5月末日までは入会金なしでご継続いただけますので、今年度に引き続いてのご継続手続きをよろしくお願いいたします。新規のご入会も、もちろん、いつでも承ります。また、2010年度から新設しました学生会員料金、今年も継続です。大学生・大学院生・専門学校生・予備校生・高校生・中学生の皆さんは、ご入会いただくと、当日料金が1000円になるサービスです(一部作品は除きます)。また、60歳以上の皆様にも、同じく当日料金1000円でご入場いただけるシニア会員のサービスがございます。ご協力店での会員特典も少し増えました。ぜひご利用ください。詳細はこちらです。

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