劇場タイトルロゴ

名古屋シネマテーク公式サイトにようこそ!

 2017年10月13日

 絵本「幼なじみのバッキー」で岡本太郎現代芸術賞入選歴を持つ才人、澤田サンダー監督の初長編作『ひかりのたび』、いよいよ明日からです。活気を失いつつある地方都市を舞台に、暗躍する不動産ブローカーとその娘である女子高生の日々の生活。ふたりの街への接し方を軸に、重層な人間模様が描かれます。すでにお伝えしている通り、初日16:15の回終了後、澤田サンダー監督、主演の高川裕也さんの舞台挨拶&トークイベント、開催です! 高川裕也さんは三重県四日市市のご出身。地元に帰ってきていただいた感じもあります。乞うご期待!

 ピュリッツァー賞も受賞するなど報道カメラマンとして長いキャリアを持ち、『アフリカ、痛みはいかがですか?』『モダン・ライフ』などのドキュメンタリー映画作家としても知られるレイモン・ドゥパルドンの昨日・今日・明日を写し出す『旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス』も明日から。報道写真家として、多くの戦場を駆け抜け、世界中の文化を体感してきた経験と、現代のフランスの風景を撮りつづける日常が、豊かな映像作品として結実しています。映画ファンとしては、エリック・ロメールの撮影中のオフショットを観られる幸福も噛みしめていただきたいところです。

最新作『オン・ザ・ミルキーロード』が大ヒット中のエミール・クストリッツァ監督。昨年も特集上映をしましたが、またまたお届けする「ウンザ!ウンザ!クストリッツァ2017!」、第2週めです。今回の目玉はカンヌ映画祭で絶賛された『アンダーグラウンド』の完全版! トータルの上映時間は、なんと5時間14分! テレビドラマとして全6話に再構成されたものを全後半にわけて上映します。戦争に翻弄されるユーゴスラヴィアの歴史をベースに三つの時代を縦横に駆け巡る畢竟の傑作です。ずっと公開されてきたバージョンも3時間弱のボリュームでしたが、かつては泣く泣く削られたシーンも復帰。見応えもグッと上がっています。『ジプシーのとき』『黒猫・白猫』『SUPER8』と、クストリッツァの様々な相貌がご覧いただけるプログラムになりました。

 シリーズが今なお続く『エイリアン』のクリーチャーデザインで知られるH・R・ギーガーについてのドキュメンタリー『DARK STAR H・R・ギーガーの世界』、最終週に入ります。スイスのギーガーの自宅(ファン垂涎のコレクションがところ狭しと並ぶ、ある意味で個人美術館!)を訪ね、最晩年の姿が写し出されるとともに、若かりし頃の精力的な創作風景も差し挟まれています。『エイリアン』以外の膨大なアーティスト人生をとくとご覧ください。

 10月21日(土)からの『三里塚のイカロス』初日に代島治彦監督の御来館、決定です。また、その翌週、『夜間もやってる保育園』公開2日目、10月29日(日)には大宮浩一監督の御来館も決まりました。舞台挨拶をしていただく予定です。お楽しみに!

サイト内検索 10月のスケジュール
 クリックすると拡大します。
11月のスケジュール