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2018年5月25日

 ロシアの異端の映画監督アレクサンドル・ソクーロフ。その至高の芸術性から、ややもすれば難解な映像作家と評されがちですが、緻密な構成と実験性の高い作風は、映像表現の現在を未来へと繋いでいくものと思います。明日からの「ソクーロフを発見する」では、ほぼ日替りで代表作を特集し、その多様な表現の豊かさを体感していただけると思います。『モレク神」『チェチェンへ アレクサンドラの旅』『静かなる一頁』から始まる、計12作品。片っ端からご覧になるのも良し、お見逃しの作品をピックアップされるも良しの7日間です。

 青森の美しい雪景色を背景に、6歳の少年の小さな冒険を描く『泳ぎすぎた夜』は2週め。『息を殺して』の五十嵐耕平監督と『犬を連れた女』のダミアン・マニヴェル監督のふたりが、ゆっくりと共同作業をして完成させた、素敵な小品です。父親の働く魚市場へと向かう少年の確かな足取りは、大人から見ると覚束ないものです。しかし、日本とフランスの若い才能は、少年の歩く速度をジックリと見つめ、豊かな時間の流れとして紡いでいます。

 最初の上映から40年の歳月を経て、今なお多くのファンをひきつける『ラスト・ワルツ』も終盤の第2週め。ボブ・ディランを筆頭に、豪華なゲストとともに祝福するように催されたザ・バンドの最後のコンサートを、マーティン・スコセッシが凄腕のキャメラマンを揃えて撮影した、空前のコンサート・ドキュメンタリーです。40周年を期に、音声を含めてデジタルリマスターされて、さら輝きがましているように思います。

 『アメリカン・ヴァルハラ』も2週め。パンク・ロックの生ける伝説、イギー・ポップがクイーン・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・ホーミーと組んだアルバム「POST POP DEPRESSION」の製作から、ワールド・ツアーの模様を捉えたドキュメンタリーです。公開期間中には「POST POP DEPRESSION」のCD・LPの販売もしますが、すでにお伝えしている通り、2週めもプレゼントありです。5/26(土)先着25名様『アメリカン・ヴァルハラ』非売品ステッカー/5/27(日)抽選3名様QOTSA「ヴィランズ」非売品LPサイズポスター、ご用意しました!


 2018年度の鑑賞会員募集を開始しました。2017年度の会員証の有効期限は、3月31日までとなっておりますので、ご注意ください。ご継続いただいていない場合は4月1日からは会員割引がお使いいただけません。5月末日までは入会金なしでご継続いただけますので、今年度に引き続いてのご継続手続きをよろしくお願いいたします。新規のご入会も、もちろん、いつでも承ります。また、2010年度から新設しました学生会員料金、今年も継続です。大学生・大学院生・専門学校生・予備校生・高校生・中学生の皆さんは、ご入会いただくと、当日料金が1000円になるサービスです(一部作品は除きます)。また、60歳以上の皆様にも、同じく当日料金1000円でご入場いただけるシニア会員のサービスがございます。ご協力店での会員特典も少し増えました。ぜひご利用ください。詳細はこちらです。

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