劇場タイトルロゴ

名古屋シネマテーク公式サイトにようこそ!

2018年11月16日

 フレデリック・ワイズマン監督作品『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』は明日から。様々な地域からの多くの人々が移り住み、文化的な多様性が豊かなクイーンズ地区の中でも、特にカラフルなジャクソンハイツ。僅か1km四方程度の区域に10万人ほどの住民がひしめき、150以上の言語が常に飛び交う重層性のある地域の、様々なコミュニティの内側にカメラを持ち込むワイズマンの視点は、彼らの尊厳と自由を全面的に肯定し、グローバリゼーションやジェントリフィケーションなどの問題と直面する姿を描きます。

 ドキュメンタリーの父とも言うべき存在、ロバート・フラハティ監督が1920年代にサモア諸島に長期滞在して作り上げた『モアナ 南海の歓喜』、明日からです。日々の狩猟や壮大な通過儀礼などの圧倒的な描写は、ドキュメンタリーの原点としてのダイナミズムに溢れています。撮影から半世紀を経て、ロバート・フラハティの娘(撮影時は3歳で両親とともにサモアに滞在)モニカが、往時を知る島民とともに音声を採録し、サウンド版を作り上げたのが、今回のデジタルマスタリング上映の元となっています。じっくりと熟成された芳醇なドキュメンタリー作品、ご賞味ください。

 その審美眼の先見性で、20世紀のコンテンポラリーな同時代アートの一大コレクションを成し遂げた女性の生涯を追ったドキュメンタリー『ペギー・グッゲンハイム アートに恋した大富豪』は第2週め。奔放な恋多き生涯にわたり、マルセル・デュシャン、ピカソ、ダリ、エルンストらを支援し、ジャクソン・ポロックの才能を見いだすなど、交流のあったアーティストは数えきれないほどで、彼女のアートへの貢献は計り知れません。華やかで波瀾万丈な人生、垣間見てください。

 初日舞台挨拶のご案内を。11月24日(土)公開の『ぼけますから、よろしくお願いします。』初日16:35の回に信友直子監督ご来館、すでにご案内していますが、プロデューサーの大島新さんのご来館も決まりました。舞台挨拶、ご期待ください!


 今年もやります。自主製作映画フェスティバル。
第32回自主製作映画フェスティバル公募部門『何でも持って来い!』
 詳細についてはこちらです。
締め切りは12月1日。

サイト内検索 11月のスケジュール
 クリックすると拡大します。
12月のスケジュール