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2018年10月19日

 ベルナルド・ベルトルッチ29歳の傑作『暗殺のオペラ』、久々のリバイバル公開、第2週めです。撮影監督ヴィットリオ・ストラーロの鮮やかな色彩と流麗なキャメラワークとのコンビネーションは、この後の『暗殺の森』『1900年』『ラストエンペラー』へと引き継がれていきますが、この作品で、既にして驚嘆すべきレベルに達しています。ボルヘスの原作を自在に翻案し、レジスタンスの闘士として不審な死を遂げた父の最期の謎を探る息子の彷徨を、見事なまでの美しさで描きます。10月20日(土)と26日(金)は休映となります。ご注意ください。

 世界中の映画人が賞賛し、もっとも影響を受けたと公言する、スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマン監督。高度の芸術性と抽象度、そして華やかな娯楽性を合致させた作風は、多くのファンを唸らせると同時に、深く解釈しようとする膨大な言葉を紡いだ存在でもあります。『ベルイマン生誕100年記念映画祭」は、初期&中期の作品を8月に特集し、先週からは中期から後期の作品をまとめてご覧いただいています。第2週めです。8月にはプレミアで1回のみ上映した超大作『ファニーとアレクサンデル』を筆頭に、『沈黙』『仮面/ペルソナ』『秋のソナタ』など7作品を集中上映します。この機会にベルイマンの世界をご堪能ください。

 今年の2月に急逝された大杉漣さんの、最初で最後のプロデュース&主演作『教誨師』、最終週です。拘置所で死刑囚と対面する教誨師の仕事をする牧師(大杉漣)と、6人の死刑囚(光石研、烏丸せつこ、古舘寛治、五頭岳夫、小川登、玉置玲央)のやり取りを中心にした濃密な演技のやり取りは、主役でありつつ相手の芝居を受けて展開する、希代のバイプレイヤー大杉漣の本領発揮と思います。映画に深みや厚み、場合によっては、軽みや笑いによって、数えきれない作品で強く優しい存在であり続けた大杉漣さんの雄姿をご覧いただきたく思います。

 夕方からは『ちょっとの雨ならがまん』『ファー・イースト・ベイビーズ』『オーラ・オーロラ』。80年代パンクの様々なシーンを同時代からドキュメントした貴重な3作品です。10/21(日)『オーラ・オーロラ』上映後21:00から、TAYLOWさん(the 原爆オナニーズ)にご登壇いただきます。当日の『オーラ…』鑑賞者優先ですが、他日に『ちょっとの雨』を見た、または見る予定の方は席の余裕に応じて無料参加可です。また、『オーラ・オーロラ』の追加上映を、10/20(土)、22(月)、24(水)、26(金)の21:40から行うことを決定しました! この4日間は一日で3作品ご覧になれる日程です! 

 舞台挨拶のご案内を。10月27日(土)公開の『愛と法』初日の14:30の回、吉田昌史さん、南ヤヱさん、戸田ひかる監督による初日舞台挨拶ですが、事情により南和行さんが登壇することが出来なくなりました。ご期待して下さっていた皆様にお詫び申し上げます。南ヤヱさんが登壇が決定しました。同じく10月27日(土)公開の『ゾンからのメッセージ』、初日27(土)鈴木卓爾監督、28(日)古澤健さん(脚本&プロデュース)長尾理世さん(出演)律子さん(出演)、29(月)&30(日)古澤健さん(脚本&プロデュース)のご来館、確定しました。賑やかな舞台挨拶になりそうです!

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