ラジウム・シティ 文字盤と放射線・知らされなかった少女たち

●ラジウム・シティ 文字盤と放射線・知らされなかった少女たち Radium City 1920年代、イリノイ州オタワでラジウム・ダイヤル社が、時計の文字盤の夜光塗料加工を始める。高給にひかれて働く10代の少女たちは、塗料に強い放射線を放つラジウムを含む危険を知らされぬまま、細い筆先をなめて整えながら作業をするように教えられた。明るい未来を夢見た彼女らを、様々な障害が襲うようになり……。悲劇から60年以上の歳月が流れた1987年に製作されたドキュメンタリーは、その後も苦しみ続ける“ラジウム・ガールズ”たちと、ホットスポット化した廃工場のガレキが、オタワの街に暗い影を落としている状況を写し出す。やや唐突な劇場公開の契機は、この作品にインスパイアされてPhewと小林エリカがリリースしたCD「ラジウム・ガールズ2011」による。2010年代日本と1920年代アメリカが交錯する105分。


2015
5/16(土)
〜5/18(月)

18:35

5/19(火)
〜5/22(金)

10:30


当日券のみ
一 般 1500円
大学生 1400円
中高予 1200円
シニア 1100円
会 員 1200円
学生・シニア会員 1000円