短篇集さりゆくもの
●短篇集 さりゆくもの 女優ほたるが企画・プロデュースした短篇集。自ら監督した『いつか忘れさられる』は家族の日常の中に不在の長男の姿を炙り出すサイレント作品。『八十八ヶ所巡礼』は震災後に避難した愛媛でお遍路さんと交流する小野さやか監督のドキュメンタリー。『ノブ江の痣』は、暴力的な夫から逃げた女と寡黙な青年をめぐる山内大輔監督のスプラッタ・ホラー。『泥酔して死ぬる』は断酒をめぐる小口容子監督の破天荒な実験作。『もっとも小さい光』は警備員の仕事で日銭を稼ぐ青年の毎日をサトウトシキ監督が優しく描くしみじみとした傑作。89分。
4/10(土)&11(日)舞台挨拶 ほたるさんご来館決定!