ASAHIZA 人間は、どこへ行く

●ASAHIZA 人間は、どこへ行く 福島県南相馬市原町区に1923年、芝居小屋兼活動写真館として開館した旭座は、街のシンボルであり、1952年に朝日座と改名し映画全盛時には年間観客20万人を迎えて栄えた。やがてテレビやヴィデオの普及につれ、入館者は減少し、1991年に閉館。その後は「朝日座を楽しむ会」が定期上映活動を行っている。この作品は、震災後の街に残る人、街を離れて暮らす人に、映画館の思い出を問いかけると共に、エキストラ参加の人々が賑わいを取り戻した朝日座の中で、この映画を観る一日を記録する。映画館がつなぎ続ける、映画・街・人の記憶が静かに覚醒させていくメディア・アート作品。3.11後、膨大に生み出されているイメージの中で、現実世界の証拠としての映像メディアに取り組み、『PROJECT FUKUSHIMA!』(2011)などで知られる美術家、藤井光の監督作品。音楽、大友良英。74分。


2015
2/14(土)
〜2/20(金)

20:30


当日券のみ
一 般 1500円
大学生 1400円
中高予 1200円
シニア 1100円
会 員 1200円
学生・シニア会員 1000円