蘇ったフィルムたち
 東京国立近代美術館フィルムセンター復元作品特集〈7プロ・入替〉

○この企画は、デジタル化が進んだ昨今の映画状況の中で、フィルムでの上映環境を確保するための「Fシネマプロジェクト」の一環として、コミュニティシネマセンターの会員館を中心に全国で実施されるものです。フィルムは、すべて「東京国立近代美術館フィルムセンター」が修復・復元した35ミリプリント。貴重な作品が、同センターの協力のもと、当劇場のスクリーンに登場します! なお、サイレント作品は、24fpsでの上映となります。
●忠次旅日記 日本映画オールタイム・ベストテン上位に絶えずランクインされながら、フィルムが現存せず、究極の幻の映画となっていた、伊藤大輔の傑作。三部作中、発見された「第二部」の一部と「第三部」の大部分を上映。見逃せない71分。
☆サイレント・アンソロジー(全4作品)○斬人斬馬剣 伊藤大輔の伝説的な大作。発見され、復元されたダイジェスト版で上映。19分。○和製喧嘩友達 現在見られる、小津安二郎の最も古い作品。ダイジェスト版。14分。○長恨 10分の断片しか現存していないが、壮絶な殺陣に打ちのめされる、伊藤大輔の会心作。○國士無双 伊丹万作の最高作と言われながら、見ることができなかった名作。断片からも、伊丹の鋭い人間考察とウイットがうかがえる16分。
●瀧の白糸 泉鏡花の原作を、名匠・溝口健二が映画化。水芸人と苦学生の報われぬ恋を鮮烈に描く。現存する最長版。102分。
●羅生門 黒澤明の代表作。角川映画と米国のアカデミー・フィルム・アーカイブの共同作業によって復元された本作は、全米映画批評家協会賞映画遺産賞を得た。88分。
●幸福 エド・マクベインの小説を元にした、市川崑の秀作。特殊な現像手法を、オリジナルに忠実に再現した復元版。105分。
☆短編集1 千代紙を用いた切り絵アニメで知られる大藤信郞の作品を中心に、大戦下に作られた『くもとちゅうりっぷ』(政岡憲三監督)など、先駆的アニメーション全11作品、60分。
☆短編集2 日本人によって撮影された最古の現存作品『紅葉狩』、個人映画のパイオニア・荻野茂二の作品、長く所在不明だった傑作『銀輪』(松本俊夫監督)など、全9作品、57分。


2015
6/27 11:00 忠次旅日記
12:30 サイレント…
14:00 羅生門
6/28 11:00 瀧の白糸
13:00 短編集 1
14:20 幸福
6/29 11:00 羅生門
12:50 短編集 2
14:10 幸福
6/30 11:00 短編集 1
12:30 羅生門
14:20 短編集 2
7/1&2 11:00 瀧の白糸
13:10 忠次旅日記
14:40 サイレント…
7/3 11:00 短編集 2
12:20 幸福
14:30 短編集 1

 

当日券のみ
(1プログラム券)
一 般 1300円
大学生 1300円
中高予 1100円
シニア 1100円
会 員 1100円
学生・シニア会員 1000円