レミニセンティア

●レミニセンティア Реминисценция 恐らくは、史上初の全編ロシア語ロシアロケの《日本映画》。井上雅貴監督は石井岳龍監督作品の編集を担当、数々の映画作品にメイキング監督として参加。なかでもアレクサンドル・ソクーロフ監督の『太陽』のメイキングを担当したことで、ロシアでの映画製作を決意したという。「おぼろげに思い出す記憶」というような意味のラテン語タイトルは、まさに記憶を巡る哲学的なSF映画に相応しく、タルコフスキーやソクーロフの作品の系譜を連想させる。
 小説家ミハエルのもとを次々と人々が訪れる。彼には忘れたい記憶を消す特別な能力があるのだ。消した記憶は彼の小説に活かされるのが条件だ。そんな彼の前に、全く逆の能力をもつ女性マリアが現れる。徐々に明らかになるミハエルの記憶の断絶、ふくれあがる不安。そして彼はマリアに取引を持ちかける。89分。



2/11(土) 舞台挨拶
井上雅貴監督御来館家一定!




2017
2/11(土)
 〜2/17(金)

20:20

   

前売券
一 般 1400円
大学生 1400円
会 員 1200円
当日券
一 般 1700円
大学生 1500円
中高予 1200円
シニア 1100円
会 員 1300円
学生・シニア会員 1000円

※劇場窓口にて前売券をお求めの方にポストカードをプレゼント(数量限定)。