水俣曼荼羅

〇原一男 70年代に小林佐智子と共に革新的ドキュメンタリー『さようならCP』『極私的エロス・恋歌1974』を制作。87年『ゆきゆきて、神軍』で世界的評価を得る。以後『全身小説家』、劇映画『またの日の知華』、『ニッポン国 VS 泉南石綿村』、『れいわ一揆』、本作そして次回作へと行動の日々が続く。
●水俣曼荼羅 昭和20年代末、熊本県の豊かな漁場で化学工場のメチル水銀排出による重大疾患の集団発生が報告された、例のない大規模公害、水俣病。映画監督土本典昭が記録し、作家石牟礼道子が書き、写真家ユージン・スミスの評伝映画『MINAMATA─ミナマタ─』が2021年に公開されている。原監督が「水俣を忘れてはいけない」意思20年に渡る注視を経て病理の現場を追い、今も続く患者さんの闘いと心揺れる感情を描き出し、行政のいびつさと環境問題で今の日本の社会に対峙した傑作巨編。第1部「病像論を糾す」第2部 「時の堆積 」 第3部 「悶え神」。三部形式、372分(休憩2回)。



初日1/22(土) トークショー決定
原一男監督ご来館




2022
1/22(土)
 〜 1/28(金)

10:00

 

前売券
※前売券販売は1/21(金)までです。
3600円
当日券
3900円


※御招待券は使えません。シニア、学生など、割引はありません。