クレマチスの窓辺

●クレマチスの窓辺 東京で働く絵里は1週間有給を取得し、亡くなった祖母が暮らしていた家で過ごす。長らく会ってなかった叔母やいとことの再会。彼らと祖母に縁ある人たちとの出来事を日めくりカレンダーのように追っていく。そのスタイルはエリック・ロメールやホン・サンスを思い起こさせるかもしれない。せわしない日々から一旦解放され、気ままにぶらぶら歩き回る様子は確かにそれらのヒロインのようだ。舞台は川が流れ海が近い静かな地方。バカンスが映画になるには水辺は必須だ。初めて見る風景や場所で心の余裕を取り戻す絵里。言わば旅人である彼女を優しく受け入れてくれる人々と見聞きし、語り合ったこと、何よりも祖母が暮らした古い家が絵里に少しだけ変化をもたらし、日常へと帰っていく……。絵里を演じるのは『この日々が凪いだら』と主演が続く瀬戸かほ。島根県松江市にある全長94mの前方後方墳、山代二子塚古墳も見所。62分。



舞台挨拶決定!
5/8(日)上映後
瀬戸かほさん(出演)、小山梨奈さん(出演)、永岡俊幸監督




2022
5/7(土)
 〜 5/13(金)

20:30

 

当日券のみ
一 般 1500円
大学生 1300円
中高予 900円
シニア 1100円
会 員 1300円
学生・シニア会員 1000円