「UNDERGROUND
CINEMA FESTIVAL 2022」

 魂を解放せよ! 自由な世界へトリップするための映画体験!
①おおえまさのり全作品Ⅰ 文楽人形製作の第一人者大江巳之助の長男で、「チベット死者の書」の翻訳者、映像作家そして現在も精神世界に関わる様々な企画に従事する監督が1966~1968年のニューヨーク滞在中に制作した短編集。時代と個人の内面が激しくぶつかり内省の70年代間際の世界を独自のヴィジョンと様々な実験手法で描く。10作品計92分。
②おおえまさのり全作品Ⅱ 1969年に帰国し、伊豆大島・三原山で撮影した『天路遍歴の神話』は小杉武久率いるタージ・マハル旅行団が音楽提供。翌年の『リンガラジャ~空なるものの愛に捧げる詩』は、当時のインド、ネパールをさすらう魂の記録。2作品計70分。
③『ザ・タージ・マハル・トラベラーズ~「旅」について』 伝説的即興音楽集団による、瞑想的なコンサートにドン・チェリーとのセッションも交えた1971年、越境のヨーロッパツアーを記録。監督は「鉄腕アトム」の音響デザインで知られる電子音楽のパイオニア大野松雄。監督自らが監修したカラー調整版の上映。103分。
日常と非日常のトリップをテーマに、アングラ劇団の代表格「発見の会」が残した唯一の映画作品『味覚革命論序説』。京都から新宿ゴールデン街、そして能登半島へ……。各地で鍋をつつき、歩き、即興芝居と演奏をする。音楽は、豊田勇造。『光風』は、撮影から現像までDIYを徹底した達智巳一(タッチ・ミー)の再発見すべき作品。2作品計61分。
シュルレアリスト金井勝が1970年、よど号ハイジャック事件の起きた夏に、日本と緊張関係にあった韓国へ渡る『GOOD-BYE』。自ら主演で、ルーツを求め朝鮮半島へ渡った少年が戒厳令下の町を彷徨し、オーバーハウゼン短編映画祭で国際連盟批評家賞を受賞した『スーパードキュメント 前衛仙術』。2作品計85分。
⑥バイバイ・ラブ 当時、東映の助監督だった藤沢勇夫が自費で制作。ポップアートやアメリカン・ニューシネマに影響を受けた、ギーコとウタマロのスタイリッシュな傑作。85分。
⑦アンダーグラウンド・イン・N. Y.(UNDERGROUND AND EMIGRANTS) ニュー・ジャーマン・シネマの異端児ローザ・フォン・ブラウンハイムが70年代の退廃と自由のバランスの琴線上で生まれるニューヨークのアートシーンを縦横無尽に撮影。小劇場、路上やクラブから、多様性と共に広がっていく先鋭的な時代の文化をとらえ、バロウズ、ホドロフスキーの盟友F・アラバール、ロバート・ウィルソン、ディヴァイン、ジャック・スミスやウォーホルらをローザの視点で描いたリアルなルポルタージュ。90分。



【トークイベント開催!】
最終日12/23(金)
ゲスト:アリーチェさん(ドラァグ・クイーン)、鈴木章浩(映画祭主宰・映像作家)




2022
12/17(土)
 〜 12/23(金)

12/17
(土)
19:30 ①おおえまさのり全作品Ⅰ
12/18
(日)
19:30 ②おおえまさのり全作品Ⅱ
12/19
(月)
19:30 ③ザ・タージ・マハル…
12/20
(火)
19:30 ④味覚革命論序説…
12/21
(水)
19:30 ⑤GOOD-BYE…
12/22
(木)
19:30 ⑥バイバイ・ラブ
12/23
(金)
19:30 ⑦アンダーグラウンド…

※12/23(金)上映後、トークイベントあり!
【ゲスト】アリーチェ(ドラァグ・クイーン)、鈴木章浩(映画祭主催・映像作家)


当日券のみ
(1プログラム)
一 般 1300円
大学生 1200円
中高予 1000円
シニア 1200円
会 員 1200円
学生・シニア会員 1000円


※招待券は使えません。