新地町の漁師たち

●新地町の漁師たち 福島県相馬郡北東部に位置する新地町は、3.11で大津波が襲来し、沿岸部は大きな被害を受けた。さらに福島第一原発の過酷事故が追い打ちをかけ、漁師たちはいつまでも、漁を再開することができない……。本作は、震災後の彼らの苦闘を三年半にわたって追った、執念のドキュメンタリー。
 東日本大震災によって、漁師の町だった新地町は漁業を中止せざるを得なくなる。ようやく再開の準備が整っても、彼らに課せられた仕事は、海中の瓦礫撤去とモニタリング用の魚を獲ることのみだ。日々やるせない時間だけが過ぎる。そんな中、東京電力は汚染水対策を彼らに向けて説明するが、それは海に放射能が放出されることを意味していた。計画の容認をめぐって意見が分かれる漁師たち。国、東京電力と交渉を続けながら、彼らは改めて土地の暮らしや歴史を見つめ直していく。 悲しみと怒りを抱えながらも、希望を失わない漁師たちの姿が目に焼き付く、忘れ難い89分。



2017
5/13(土)
 〜5/19(金)

10:50

   

前売券
※前売券販売は5/12(金)までです。
一 般 1200円
大学生 1200円
会 員 1200円
当日券
一 般 1700円
大学生 1500円
中高予 1200円
シニア 1100円
会 員 1300円
学生・シニア会員 1000円