まなぶ
 通信制中学 60年の空白を越えて

●まなぶ 通信制中学 60年の空白を越えて 戦中戦後の混乱の中、義務教育を諦めざるを得なかった人々が、通信制の中学校で学ぶ姿を5年にわたって追ったドキュメンタリー。
 通信教育課程がある中学校は、今では数少ない。そんな貴重な場、千代田区神田一橋中学校には、今日も高齢の生徒たちがやって来る。毎月2回、子や孫ほどの年齢の先生たちから授業を受けるのだ。さまざまな事情から中学校に通えなかった彼らは、人生の終盤に差しかかってようやく勉強するチャンスを得た。夫や妻の介護、自身の病気を乗り越え、休み時間には、互いの家庭の事情を語り、笑い合う。映画は、6人の生徒に焦点を当て、一人ひとりの人生を丁寧に描き出していく。彼らが、中学校教育を受けられなかったのはなぜか。それは人生にどんな影響を及ぼしたのか。そうした回想と現在の学生生活を通じ、学ぶことの意味とは何かを問いかけていく。監督は『月あかりの下で ある定時制高校の記憶』の太田直子。92分。



2017
5/20(土)
 〜5/26(金)

10:45

   

当日券のみ
一 般 1500円
大学生 1400円
中高予 1200円
シニア 1100円
会 員 1200円
学生・シニア会員 1000円