鉱 ARAGANE
●鉱 ARAGANE 闇の中にひかれた長い線路をトロッコがひた走る。気がつけば、何処なのかも分からない闇の奥、光と隔絶された世界に我々は導かれる……。本作は、そんな忘れ難いスリリングな“体験”をさせてくれるドキュメンタリー映画の秀作。
舞台はサラエボ近郊にある、約100年の歴史を持つブレザ炭坑。欧州屈指の石炭埋蔵量を誇り、今も休むことなく操業されている。そこでは今日も作業員たちがケージに乗り込んで地下深くに降りていく。『ニーチェの馬』で知られる名匠タル・ベーラ(本作では、監修を務めた)に映画を学んだ小田 香監督は、彼らに同行し、地中深くの異世界を描いていく。ライトが照らし出すのは、そそり立つ岩肌、ひたすら掘削作業に従事する労働者たち、そして巨大な重機の群れ。眼も眩むような光と影の交錯に陶酔を覚えつつ、働く者たちの気概にも感銘を受ける、驚きの68分。
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2017
11/25(土)
〜12/1(金)
当日券のみ
一 般 1500円
大学生 1400円
中高予 1200円
シニア 1100円
会 員 1200円
学生・シニア会員 1000円
11/25(土)
〜12/1(金)
20:05 |
当日券のみ
一 般 1500円
大学生 1400円
中高予 1200円
シニア 1100円
会 員 1200円
学生・シニア会員 1000円