ヒロシマナガサキ 最後の二重被爆者

●ヒロシマナガサキ 最後の二重被爆者 2006年の『二重被爆』、2011年の『二重被爆 語り部・山口彊の遺言』に続く、稲塚秀孝監督が手がける、ドキュメンタリーシリーズ完結編。
 1945年8月6日に広島で、そして、その3日後の8月9日に長崎で原爆の投下に遭遇し、二度の被爆をした山口彊さんへの取材を中心に綴られる。二重被爆者の存在はあまり知られて来なかったが、仕事上の移動や疎開、避難などで、『二重被爆』制作時に100人以上が存命していたことがわかっている。本作は前2作の内容を再構成したパートを踏まえて、あらたに見つかった二重被爆に苦しみながら戦後を生きてきた人々への取材を加え、過ぎ行く時間とともに、実際に体験した災禍の語り部がいなくなっていくことを危惧し、山口彊さんの子供世代、孫世代が語り継ぐ平和への祈りを記録する。再構成されたパートでは、入院中の山口彊さんを見舞うジェームズ・キャメロン監督の真摯な態度や、アメリカの高校生たちに体験を伝える山口彊さんの言葉の重みに、改めて強く感銘を受けずにはいられない。80分。



8/3(土) 稲塚秀孝監督舞台挨拶決定!




2019
8/3(土)
 〜8/9(金)

10:30

 

当日券のみ
一 般 1500円
大学生 1400円
中高予 1200円
シニア 1100円
会 員 1200円
学生・シニア会員 1000円