『バルタザールどこへ行く』『少女ムシェット』

〇ロベール・ブレッソン:1901~1999。第二次大戦の従軍・収容体験を経て1943年初長編『罪の天使たち』を制作。職業俳優を起用しない独自の演出と音響へのスタイルを貫き『抵抗』『すり』『やさしい女』『ラルジャン』などフランス映画の不朽の傑作を生みだした。その作品は、是枝裕和、ミヒャエル・ハネケ、アキ・カウリスマキなど、数多の名監督から賞賛されている。
●バルタザールどこへ行く Au Hasard Balthazar 「白痴」から着想を受け、一匹のロバと若い女性マリーとの数奇な運命を描きだす。抑制され尽くした映像のストイックな美しさは『夜と霧』のギスラン・クロケによる。マリーは映画初出演のアンヌ・ヴィアゼムスキー。音楽はシューベルトのピアノ・ソナタから。96分。
●少女ムシェット Mouchette ベルナノスの著作が原案。赤貧家庭の少女ムシェットを、偽善すら排除されたこの世界に抵抗するように描かれる衝撃的なラストシーンが忘れられない傑作。82分。



2020
11/7(土)
 〜 11/13(金)

13:25 バルタザール…
15:20 少女ムシェット

11/14(土)

12:15 バルタザール…

11/15(日)
 〜 11/17(火)

12:15 少女ムシェット

11/18(水)
 〜 11/20(金)

12:15 バルタザール…

 

当日券のみ
一 般 1700円
大学生 1400円
中高予 1000円
シニア 1200円
会 員 1300円
学生・シニア会員 1000円

※期間中、一般料金で2作品ご鑑賞の方は、2作品目の入場料金から200円割引きます。