「ルイス・ブニュエル監督特集 男と女」
◯ルイス・ブニュエル 『アンダルシアの犬』『黄金時代』などをスペインで監督し、内戦勃発後にはメキシコに渡り奇想天外な傑作を連打。今回は、晩年にフランスで監督した作品群を特集します。
●小間使の日記 Le Journal d’une Femme de Chambre 1930年代半ばの田舎ブルジョワ一家を舞台に、既に廃れつつある階級社会の倒錯した縮図として、辛辣な風刺と社会批評を込めて描く。97分。
●昼顔 Belle de Jour カトリーヌ・ドヌーヴの妖艶さが印象的な、後期ブニュエルの超有名作。高級売春婦として働く貞淑な若妻の妄想と現実を迷宮のように描く。100分。
●哀しみのトリスターナ Tristana 老人と若い娘の関係を通じスペイン社会を風刺する悲劇。全編故国スペインで撮影されたスペイン語映画。ドヌーヴは、本作をお気に入りの主演作の一本に挙げている。99分。
●ブルジョワジーの秘かな愉しみ Le Charme Discret de la Bourgeoisie 食事にありつこうとしてはその都度失敗する、6人のブルジョワたち。その滑稽さを超現実的展開とブラックなユーモアセンスで彩る、愉快で不気味な不条理諷刺喜劇。102分。
●自由の幻想 Le Fantome de la Liberte あまりにも倒錯的で、始まりも終わりもわからない、互いに関係のなさそうな挿話の数々が入り混じる、過激な「反物語映画」。目まぐるしい夢のような104分。
●欲望のあいまいな対象 Cett Obscur Objet du Desir ブニュエルの遺作にして怪作。キャロル・ブーケとアンヘラ・モリーナにヒロインを演じさせ、彼女の肉体のお預けを食らう中年男の物語を綴る。103分。
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2022
3/26(土)
〜 4/1(金)
4/2(土)
〜 4/8(金)
4/9(土)
〜 4/15(金)
当日券のみ
(1作品)
一 般 1500円
大学生 1300円
中高予 900円
シニア 1100円
会 員 1300円
学生・シニア会員 1000円
3/26(土)
〜 4/1(金)
10:00 | 小間使の日記 |
12:00 | 昼顔 |
4/2(土)
〜 4/8(金)
10:00 |
哀しみの トリスターナ |
12:00 |
ブルジョワジーの 秘かな愉しみ |
4/9(土)
〜 4/15(金)
11:45 | 自由の幻想 |
13:50 |
欲望の あいまい対象 |
当日券のみ
(1作品)
一 般 1500円
大学生 1300円
中高予 900円
シニア 1100円
会 員 1300円
学生・シニア会員 1000円