イスラーム映画祭

●神に誓って khuda kay Liye パキスタンの都市に暮らす音楽家の兄弟。兄はアメリカに留学するが、弟はいつしか過激なイスラム思想に染まっていく……。社会派エンタティメントの傑作。必見の168分。
●敷物と掛布 Rags & Tattes 2011年1月、革命下のエジプト。街はムバーラク政権打倒を叫ぶ人々で埋まっていた。その中を、刑務所から逃亡した一人の男が、真実を伝える動画を胸にさまよっていた。87分。
●私たちはどこに行くの? Where Do We Go Now? 『キャラメル』のナディーン・ラバキ監督作品。レバノン山岳地帯の小村。長びく戦争に疲弊した女性たちが、宗教を超えて連帯していく様子を描く。歌や音楽も魅力的な102分。
●ミスター&ミセス・アイヤル Mr. &Mrs. Iyer 里帰りのためバスに乗るタミル女性のミーヌは、道中ヒンドゥーとムスリムの対立に出くわし、同乗している男性を助けるため、ある行動にでる……。異なるカーストや宗教を避けてきた主人公の心の変化を追った、美しいラブストーリー。123分。
●蝶と花 Butterfly & Flowers タイの中でもムスリムが多く暮らすマレーシア国境に近い町を舞台にした青春ドラマ。タイ映画史上の名作と謳われる127分。
●泥の鳥 The Clay Bird バングラデシュ独立戦争を背景にした家族ドラマ。不穏な時代にあっても活き活きと生きる子どもたちの姿と、宗教とは何かというテーマが重層的に描かれる。カンヌ映画祭批評家連盟賞受賞作。98分。
●改宗 The Convent 結婚を機に仏教徒からイスラームに改宗したタイ人女性の新たな人生を描くドキュメンタリー映画。83分。
●マリアの息子 Son of Maryam イラン映画が得意とする子ども映画の枠組みの中に、ムスリムの少年とカトリックの神父との交流を描いた秀作。72分。
●バーバ・アジーズ Bab’ Aziz アラブからペルシャ、そして中央アジアへ、老人と孫娘が旅をする幻想的な物語。96分。



「イスラーム映画祭」 藤本高之さんに聞く



2017
1/21(土)

神に… 12:45
敷物と… 16:00

1/22(日)
〜1/23(月)

私たち… 12:45
ミスター… 14:45

1/24(火)

蝶と花 12:45
泥の鳥 15:15

1/25(水)

蝶と花 12:45
改宗 15:15

1/26(木)

神に… 12:45
マリア 16:00

1/27(金)

敷物と… 12:45
バーバ… 14:45

   

当日券のみ(1作品)
一 般 1500円
大学生 1400円
中高予 1200円
シニア 1100円
会 員 1200円
学生・シニア会員 1000円

※同日に2作品ご覧の一般・大学生の方は2作品目の当日料金から200円割引きます。